国家衛生・計画出産委員会宣伝司の毛群安司長はこのほど、「国内約20都市において、公共スペースでの喫煙規制に関する法律・法規が制定されている。全国規模での公共スペース喫煙規制条例の立法化が現在進められており、年内に発表・実施される見通しだ」と述べた。中央テレビニュースが報じた。
毛司長は、「立法化によって公共スペースでの喫煙行為を厳格に規制することは、国民の健康促進を目指す上での措置である。科学研究の発展に伴い、喫煙が人々の健康に及ぼす様々な面でのマイナス影響が絶えず解明されてきた。喫煙行為を根本的に是正するためには、人々が喫煙による危害を十分に認識し、喫煙者はそのことをしっかりと自覚する必要がある。非喫煙者は法律という武器を盾にとり、公共スペースにおける禁煙環境を守ることを学ばなければならない」と強調した。
毛司長はさらに、「中国政府は、喫煙による危害に関する知識を国民に普及させることにより力を入れると同時に、立法化や煙草製品に対する税制改革などの措置を講じることで、WHO(世界保健機構)による『たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約』の遵守・履行に努めている」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月24日
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