国連安全保障理事会が11月30日、朝鮮への制裁決議案を全会一致で採択したのを受け、今月2日に、日本と韓国が、新たな独自制裁を発表した。一方、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は同日に行われた定例記者会見で「中国は、国連安保理の枠組み外で実施する一方的な制裁に一貫して反対する。独自制裁を利用し中国の正当かつ合法的な利益を損なうことにはさらに反対だ」と、中国の立場を示した。
また、「現在、朝鮮半島の情勢は複雑で敏感であり、各国は共に努力し、互いに刺激し緊張と対立を激化させることを避けるべきだ」との考えを強調し、慎重な対応を求めた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月3日