浙江省桐盧県莪山シェ族郷の戴家山村に1年前にオープンした「最も美しい書店」を4日、取材に訪れた。莪山は杭州市で少数民族が住む唯一の村だ。同地にある標高約600メートルの山の上にある土レンガ造りの建物の中に、「雲夕」というおしゃれな図書館がある。このあたりは空気も良く、訪れる人もまだ少ないので、図書館はとても静か。一年前、「中国で最も美しい書店」の名をもつ先鋒書店がこの地に開店し、その書店内にこの蔵書数2万冊の「雲夕」図書館が開設された。同図書館はシェ族の文化変遷の歴史や手工業などを扱った書籍をメインに取り揃えており、観光客に同地のシェ族の文化を理解してもらおうと、特に民俗文化百科全書を取り揃えた新しいタイプの図書館を造り上げた。また書籍の売り上げは全てシェ族の貧困学生たちに寄付されるという。浙江在線が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年12月7日