浙江省人民代表大会常務委員会はこのほど、改正中の地方法「浙江省未成年者保護条例」に、「留守児童保護」に関する章を新たに追加した。社会における留守児童に愛情と関心を向けるための体制を構築することが狙い。たとえば、条例では、両親は外地に仕事に出た後、毎月最低1回は子供に連絡することが義務づけられた。中国放送網が伝えた。
家庭での愛情と親心は、子供の健全な成長にとって、何物にも取って替わることができない不可欠な要素である。今回改正される「浙江省未成年者保護条例」では、家庭における監督保護責任がさらに強化された。ここでは、両親は、監督保護能力を備えた親族あるいは他の成人に、留守児童の後見者としての役目を委託し、留守児童が監督管理下から外れて独居生活を行うような環境を作ってはならないと規定されている。また、両親は外地に仕事に出た後、毎月最低1回は子供に連絡し、留守児童の生活・学習・心理状況を適宜把握することが求められている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月6日