新華網と台湾地区の「工商時報」が共催する、2016両岸新経済フォーラムが6日、北京市で開催された。アリババ・グループ(阿里巴巴)の金建杭総裁はフォーラムで基調演説した際に、「インターネットプラス伝統産業」が現在、新経済の発展を促していると述べた。新華網が伝えた。
金氏は「インターネットが中国大陸に進出してから、すでに20年が経過する。インターネットは今後、必然的に伝統産業とより深く広い化学反応を起こし、新経済の発展を促すことになる」とその考えを述べた。
今年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)を例に挙げると、アリババは世界小売業の奇跡を再び起こし、1日の売上が1207億元に達した。これは中国大陸部の1日の社会消費財小売総額を上回り、米国の2大ネット通販イベントの合計を上回る。
金氏は「ダブル11は消費者の新経済への信頼を示している。中国大陸部は投資・輸出駆動型から消費駆動型に変化しつつある。旺盛な内需は力強いエンジンであり、革新者に大きな見返りをもたらすだろう」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月7日