日本の市民団体「ノーモア南京の会」が15日、東京で南京大虐殺79年証言集会を開催、百名近くの学者や現地住民が集会に参加しました。南京大虐殺記念館の朱成山元館長も集会に参加し、日本の安倍晋三首相が自ら南京を訪れ、心から謝罪するよう訴えかけました。 朱元館長は「日本社会は多方面から構成されている。歴史を否認する右翼が存在していながらも、歴史を認め、歴史に耳を傾け、教訓を汲み取ろうとする一般市民も大勢いる」と述べたほか、安倍首相の真珠湾訪問についても、「形ばかりの政治ショーを繰り返すより、南京を訪れて誠心誠意謝罪すべきだ」と訴えました。
生存者の多くが高齢化しているため、今年から生存者は証言集会の現場に招くことをせず、彼らの証言ビデオを放映する形になりました。そのため、集会現場では、南京大虐殺の生存者である候占清氏と石秀英氏がビデオを通して、旧日本軍の家族に対する残酷な暴行を証言し、歴史を心に刻み、平和を守っていこうと呼びかけました。(Lin,む)
中国国際放送局日本語部より