現在位置: ニュース>政治
外交部、米側に台湾問題の慎重で適切な処理を希望

 

外交部(外務省)の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で「米国の関係当局が台湾問題の重要性と敏感性を十分に認識し、台湾関連の問題を慎重かつ適切に処理することを希望する」と表明した。

【記者】オバマ米大統領はこのほど、トランプ次期大統領に対して「1つの中国」政策を変更する際には慎重に考慮するよう提言した。ドイツのメルケル首相、フランスのエロー外相、オーストラリアのビショップ外相も「1つの中国」政策の堅持を重ねて表明した。これについてコメントは。

【華報道官】「1つの中国」の原則は国際社会の広範な共通認識であり、中国と他国の関係発展の前提であり基礎でもある。台湾問題は中国の主権と領土の一体性に関わり、中国の核心的利益にも関わり、中米関係において最も重要で敏感な問題でもある。われわれは米国の関係当局が台湾問題の重要性と敏感性を十分に認識し、「1つの中国」政策の遂行と中米間の3つの共同コミュニケの遵守という約束を順守し、台湾問題を慎重かつ適切に処理することを希望する。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2016年12月20日

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。 京ICP備14043293号
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010)6831-3990  FAX: (010)6831-3850