中国には様々な電子マネーが存在しているが、圧倒的に利用者が多いのが「Alipay(支付宝)」と「WeChat pay(微信支付)」。どちらもスマホさえあれば、自身のアカウントのQRコードをスキャンしたり(してもらったり)することで、振込みや支払いなどの取引を簡単に済ますことができる。
電子マネーが生活に多くの利便性をもたらしている一方、意外なところにも生かされている。先日、中国・広東省深セン市の路上で、電子マネーによる“お恵み”を要求した物乞いが出た!
ネットユーザーが新浪微博に投稿した画像には、カフェかレストランと思しき場所で、男性客にお婆さんがカードのようなものを提示している姿が写っている。カードにはQRコードが印刷されており、スキャンすると指定のアカウントに電子マネーが振り込まれるようになっていたそうだ。この投稿を見て、多くのネットユーザーが「衝撃だ」「ここまで電子マネーが普及したとは思わなかった」などとコメントした。
人民中国インターネット版2016年12月30日