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「一帯一路」周辺国、中国の対外投資ホットスポットに

 

モンバサ-ナイロビ鉄道はケニア独立後の最大のインフラ建設プロジェクトで、中国路橋公司が建設を請け負っている。工事費は38億米ドルに上り、東のモンバサ港と西の首都ナイロビの全長約480kmを結ぶ。中国のスタンダード、中国の技術、中国の管理、中国の設備により建設される国際幹線鉄道だ。2016年8月までに、同プロジェクトはケニアで4万数千人の雇用を生み出し、2万人の技術者を養成した。

「わずか3年余りだが、‘一帯一路’の建設ペースと成果は想定を上回っている」。最近開かれた「一帯一路」工商協会聯盟中国理事会大会で、同聯盟の共同主席で中国工経聯合会会長の李毅中氏は、現時点で100を超える国と国際機関が「一帯一路」の建設を積極的に支援しており、30数カ国が中国と「一帯一路」の共同建設協力協定を締結したと紹介。貿易がますます密接となって、重点分野での生産能力協力が順調に進み、重大プロジェクトの建設が加速していると話した。2016年11月には「一帯一路」構想が初めて国連総会で決議され、「一帯一路」をめぐるウインウイン協力の大きなメリットと広大な見通しが明らかとなった。

中国商務部対外投資・経済協力司の商務参事官を務める韓勇氏は、「一帯一路」周辺国が中国からの対外投資協力のホットスポットになったと説明。「一帯一路」の建設推進は、中国企業へ「走出去(海外進出)」の新たな活力を注入し、中国の資本、中国の装備、中国の技術が世界各国のなかでも特に発展途上国から歓迎されていると指摘した。統計によると、2016年1-11月の中国企業による対外直接投資額は1617億米ドルで、前年同期に比べ55.3%増加。「一帯一路」周辺53カ国に対する直接投資額は133億5000万米ドルと、全体の8.3%を占め、加工製造、技術研究・開発、資源開発などの分野で投資と合併買収が進んだ。同時期の「一帯一路」周辺61カ国での海外請負工事新規契約額は合計1003億6000万米ドルに上り、中国の海外請負工事のうち「一帯一路」周辺国での事業展開規模は、全体の約半分を占めた。

 

チャイナネットより2017年1月3日

 

 

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