年末年始が3連休となった中国。北京鉄道局管轄下の駅から出発した人の数は前年同期比6.2%増の 366万人に達した。北京鉄道局への取材では、高速鉄道列車が、行楽の行き帰りに使われる最も人気の列車となっていることが分かった。北京から出発する人の数がピークとなった昨年12月31日、その数は前年同期比6.4%増の104万人となり、同日の総数や一日当たりの利用者数の過去最高を記録した。人民網が報じた。
年末年始の3連休、北京鉄道局管轄下の駅から出発した人の数は前年同期比6.2%増の366万人に達した。北京にある北京駅、北京西駅、北京南駅から出発した人の数は前年同期比4.3%増の152万6000万人だった。内訳は北京駅が前年同期比3.5%増の41万8000万人、北京西駅が前年同期比2%増の62万7000人、北京南駅が前年同期比8.3%増の48万1000人だった。北京から出発する人の数がピークとなった昨年12月31日、その数は前年同期比6.4%増の104万人だった。うち、北京西駅は前年同期比3.2%増の19万3000人だった。
3連休中、北京の3駅に到着した人の数は108万3000人に達した。内訳は北京駅30万6000人、北京西駅38万6000人、北京南駅39万1000人だった。戻りのピークとなった今月2日、北京に到着した人の数は33万2000人だった。うち、北京西駅が最多で12万人だった。
高速鉄道の路線や列車が増加するにつれ、高速鉄道列車が、行楽の行き帰りに使われる最も人気の列車となっている。その需要を満たすため、3連休中、北京と広州を結ぶ「京広高速鉄道」105.5便、北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」107便、天津と河北省秦皇島市を結ぶ「津秦旅客専用線」29.5便、天津と河北省保定市を結ぶ津保鉄道26便、北京と天津を結ぶ「京津都市間鉄道」96便がフル運行した。さらに、旅客列車64両を追加して対応した。うち、高速鉄道列車が全体の95.3%を占める61両だった。
北京南駅を見ると、3連休中、同駅から前年同期比8.3%増の48万1000人が出発した。また、同駅に到着した人の数は39万1000人で、北京で、出発した旅客の増加幅が最大で、到着した旅客の数が最も多い駅となった。
人民網日本語版より2016年1月4日
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