王毅外交部長(外相)は5日、要請に応じて、ケリー米国務長官と電話会談した。人民日報が伝えた。
ケリー国務長官は「近年、米中関係は全面的に発展し、実り豊かな成果を挙げている。双方は世界経済の回復、気候変動対策、国際的な安全保障上の紛争問題の解決で緊密な協力を保った」と指摘。
「米中関係は非常に重要だ。米中間の3つの共同コミュニケに基づく『1つの中国』政策の堅持は、米国両党共通の立場だ」と強調した。
王外交部長は「中米関係はこれまでの事業を受け継ぎ、将来に道を開く重要な段階にある。両国協力の成果は得がたいものであり、双方は共に心を尽くしてこれを守り、両国関係発展の正しい方向をしっかりと把握するべきだ」と述べた。
双方は関心を共有する国際・地域問題について意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月6日