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トランプ次期大統領、当選後初の記者会見

 

トランプ米次期大統領は北京時間11日深夜(現地時間11日午前)、当選後初となる記者会見をニューヨークで行い、オバマケアの撤廃やメキシコ国境への壁建設、納税申告書の公開などの一連の注目の話題について記者の質問に答えた。

オバマケアは「完全な失敗」

トランプ氏は会見で、オバマケアは「完全な失敗」だとし、これは民主党が生み出した問題で、共和党は民主党の「尻拭い」をさせられていると語った。トランプ氏はさらに、自らの指名したトム・プライス氏の保健福祉長官への就任が上院で承認されれば、共和党は代替案を提出し、オバマケアを撤廃すると述べた。

メキシコとの壁はすぐに建設

米国とメキシコの国境への壁建設について、トランプ氏は、大統領就任後にメキシコ側と交渉するが、交渉終了は待ちきれず、工事はすぐにでも開始すると述べた。壁建設については現在、次期副大統領のペンス氏が進めており、建設費用をメキシコに肩代わりさせる方式を検討している。

税務状況は依然として公開せず

トランプは大統領選時から、「財務報告書が税務当局の審査中」であることを理由に、納税申告書の公開を拒み、「脱税」の嫌疑をかけられていた。トランプは会見で、依然としてこの「理由」で記者に答える一方、納税申告書の問題に興味を持っているのは記者だけだと批判した。また自らの経営する企業については、大統領就任後、二人の息子が引き継ぐと語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月12日

 

 

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