李克強総理は18日、国務院の全体会議を開き、今年3月に開催される予定の第12期全国人民代表大会(全人代)第5回会議に提出する政府活動報告の素案について討議しました。素案はこれから各省、自治区、直轄市および国家機関などに送られ、修正意見を求めていくということです。
李総理は席上、過去一年を振り返り、「複雑で厳しい国内・国際情勢に直面しながらも、習近平同志を核心とする党中央委員会の力強い指導の下、経済と社会発展の主目標を実現した。経済は安定して良い方向に進み、改革開放や構造調整も推進され、都市部での雇用と所得も引き続き成長し、国民生活がさらに改善されるなど、『第13次5カ年計画』は幸先の良いスタートを切ることができた」と評価しました。
そのうえで、今年の政府活動について、「新たな発展理念を貫徹させ、発展の質と効率の向上を目標とし、サプライサイド改革を核に据え、安定成長、改革促進、構造調整、民生改善、並びにリスク防止などに励み、安定した健全な経済発展と社会の調と安定を促進し、優れた業績を手に党の第19回全国代表大会に臨もう」と檄を飛ばしました。(鵬、む)
中国国際放送局日本語部より
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