北京市統計局の厖江倩報道官が22日、記者会見で明らかにしたところによると、2016年、北京市のGDP（国民総生産）は前年比6.7％増の約2兆5000億元に、消費総額は前年比8.1％増の約2兆元に達した。 　

統計によると、2016年末、北京市の常住人口は2172万9000人に達したが、増加率、伸び率でみるといずれも下がった。また、北京市住民一人当たりの年可処分所得は5万2530元で、価格要素を除くと、前年比6.9％増となっている。

更に2016年、北京市の消費総額は初めて2兆元の大台を突破し、消費が北京の経済成長を促す主な原動力となっている。そのうち、社会消費財の小売総額は前年比6.5％増の1兆1000億元に達しており、ネット通販が小売額の成長を促す重要なエンジンとなった。

去年、北京の第3次産業の伸び率は7.1％に上った。そのうち、金融、情報、技術サービス業などが依然として優位に立。

中国国際放送局日本語部より2017年1月22日