習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席兼中央軍事委員会主席はこのほど、2017年新春の集いで重要な談話を発表し、過去の一年を振り返り、新たな一年に向けて抱負を語りました。この談話が、海外で生活する華僑華人の間で大きな反響を巻き起こしています。
習主席は談話の中で、「日々激しく変化する今日の社会において、人々は寝食を忘れるほど仕事に励み、生計のためにあちこちを奔走しているが、人間(じんかん)の真心を忘れてはならない。遠く離れていても、日々忙しく奮闘する中でも、この真心を軽んじてはならない」と述べました。
これについて、米国でコンサルティング会社を経営する童天氏は、「偽りやエゴ、傲りのない真心は、我々が誇りとする中華民族の伝統的美徳だ。これは、中国経済の高速かつ健全で持続的な発展を支えてきた重要な礎でもある」と述べました。
また、中国日本留学者同窓会の王先恩会長は、「習主席の談話は、人の心を温め、激励するものだ。中国人は古くから真心と大義を重んじてきた。我々は新たな時代の華僑華人として、先人たちの輝かしい伝統を引き継ぎ、弛むことなく祖国の建設と発展を支持し、国家の団結と統一を擁護し、中華民族の偉大な復興のために自らの力を差し出していかなければならない」と語りました。
(中国国際放送局)より 2017年1月30日
|