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王毅部長が中米関係を語る 「すり合わせ期を経て、より良い発展の道へ」

 

中国の王毅外交部長(外相)は7日、キャンベラでオーストラリアのビショップ外相と第4回中豪外交・戦略対話を行った後、共同記者会見に臨んだ。オーストラリアの記者からは、米側関係者の対中強硬姿勢が中米関係にもたらす影響について質問があった。中国新聞社が伝えた。

王部長は「中米は国交樹立からすでに40年になる。この間も米側の一部には少なからず対中強硬姿勢があったが、われわれが目にした事実は、それでも中米関係は様々な困難を克服して、前向きに発展し続けたということだ。現在、中米両国間の利益融合はすでに密接で不可分となり、相互包含的な局面を形成している。昨年、中米の二国間貿易額は5000億ドルを超え、米国のほぼ全ての州が中国とビジネス関係にあり、各大学に中国との交流・協力がある。昨年、両国間の人的往来は延べ400万人以上に達した。これが中米関係の現状だ。賢明な政治家なら誰しも、もし中米が衝突すれば両者ともに敗れ、傷つく、双方共に耐えられないものになることに気づいている」と指摘。

「米国の対中政策について、われわれは新政権発足後の正式な政策表明をより重視している。私がみなさんに伝えたいのは、トランプ氏の大統領当選後、習近平国家主席と重要な電話会談を行い、それが大変前向きな基調であったということだ。習主席は中米関係はより良く発展できると強調。トランプ氏はこれに100%賛同したうえ、米中関係は世界で最も重要な二国間関係だと表明した」と述べた。

また「米国の新政権チームには中国を理解し、熟知する過程が必要だろう。時が経つに伴い、双方がこれまでの約束を順守し、両国関係の政治的な基礎をしっかりと守りさえすれば、中米関係は比較的早期にすり合わせ期を終え、より良い発展の道に乗ると信じる。これは両国民共通の期待であり、両国の共通利益、長期的利益にも完全に合致する」とした。(編集NA)

 

「人民網日本語版」」2017年2月8日

 

 

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