『経済参考報』の記者は8日、中国商務部から得た情報として、商務部などの中国政府5部門が先ごろ≪商業貿易物流「第13次5カ年計画(十三五、2016-2020年)」≫を公布したと伝えた。
同計画によると、「十三五」期に、中国は都市と農村の協調、地域連携、国内外の効果的リンクがある商業貿易物流ネットワークの構築を目指す。商業貿易物流の規格化、情報化、集約化、国際化の水準を大幅に引き上げ、なかでもパレット規格化の水準を大きく向上させ、規格パレットの使用率を30%前後に引き上げる。
また、先進情報技術の応用で成果を上げ、商業貿易物流企業の競争力を持続的に強化し、商業貿易物流コストの大幅な引き下げ、卸売・小売企業の物流費用率を7%前後に下げ、サービスの質と効率を高める。政府管理・サービス方式の合理化、法治化した経営環境の整備を進め、高効率と集約、連携と共有、融合と開放、グリーン環境保護の商業貿易物流体系を構築する。
同計画は、商業・貿易物流の多層ネットワークの構築、インフラ施設建設の強化、情報化の強化、集約的発展や専門化、国際化の推進、グリーン化へのモデル転換促進、信用システムの構築が主要任務になるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日
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