仏ニースで現地時間11日、中国人俳優の劉■(リウ・イエ、■は火へんに華)に「栄誉市民」の称号を授け、ニースと中国の友好・文化交流の促進を目指している。新華社が伝えた。
プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏議会のクリスチャン議長は「ニースと中国は極めて友好的な関係だ。リウ・イエ氏はニースの女性アナイスさんと、ニースで巡り合った縁に加え、栄誉市民の称号を授与することで、ニースと中国の友好を深め、双方の観光・文化面の交流を促進できることを、非常に喜ばしく思っている」と述べた。
リウ・イエは会場で応じたインタビューに「ニースでは昨年の革命記念日にテロ事件が発生したが、ニースの山と水は依然として多くの外国人客を集めている。SNSを通じ、ニースの観光文化のPRを続けていきたい」と述べた。
毎年約500万人の観光客がニースを訪れており、うち57%が外国人客。データによると、コート・ダジュール地域を訪れる中国人客は2000年より増え続けているが、同地域の観光客全体に占める割合は現時点では3%のみだということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」より 2017年2月13日
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