▽分析:近郊・郊外の賃貸ニーズが引き続き増加
麦田房産ブランドの責任者・張月さんは、「賃貸ニーズが外側に広がる現象は必然的なもの」との見方を示した上で、「賃料のコストパフォーマンスや供給の活発さという点から考えると、五環路の外側の優位性が都市部を上回る。同時に、産業が外側に移転し、都市部の外側に大型の産業拠点が新たに建設されたことで、多くのサラリーマンの通勤ルートが変化した。都市部に集まる賃貸族は一般的に都市志向が非常に強い人々で、商業圏の信頼性や通勤の便利さに高い要求を出す。都市部には文教エリアが多く集まり、賃貸市場の安定性という面で優れていることもある」と述べた。
偉業我愛我家集団の胡景■(王へんに群)副社長の分析では、「北京四環路内側の都市中心エリアの賃貸取引のシェアが低下し、近郊エリアや郊外の区・県の賃貸規模が拡大を続けるのが、北京賃貸市場の大きな流れになっている。こうした流れは北京市の人口の合理的な配置をある程度後押しし、都市中心エリアの住環境をめぐる圧力の緩和を助けている」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月15日
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