国家郵政局はこのほど、全国両会（全国人民代表大会、全国政治協商会議）の開催期間中、郵政・宅配サービス及び安全保障を徹底するよう求める通知を出した。通知によると、両会開催中に北京に送られる郵便物と宅配便のすべてを安全検査することになる。

通知によると、受取人の検査を徹底する。「責任は受取人にあり」という原則は、受取人検査部門の責任を明確にしており、各種禁止物品の流通を遮断する。また実名受取制度を徹底する。安全保障枠組みの協定を交わしている利用者が送る郵便物と宅配便、及び手紙を除く北京着の郵便物と宅配便については、受取人は有効期限内の身分証明書を提示し、関連身分情報を記入しなければ受け取ることができない。身分証明書の提示を拒否する、もしくは規定に従い提示しない場合は、業者は受取を拒否しなければならない。

通知は、北京市郵政管理局は郵政企業による郵便物専門投入作業プランの制定を監督することで、両会関連郵便物の専門的な人員と専門的な車両による専門的なルートによる配送を通じ、両会代表と委員の郵便サービスの需要を満たすことと強調した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2017年2月21日