中国の高虎城商務部長は21日、国務院報道弁公室の記者会見で「外資撤退ブーム」という言い方は不正確だ。今年外資導入にさらに力を入れることを明らかしました。 最近、「外資撤退ブーム」という言い方は注目されています。2017年1月、中国の実際外資利用額は去年同期比9.2%下落しました。これが「外資撤退ブーム」という言い方を裏づけるものではないかという質問に対して、高虎城商務部長は「昨年、世界の直接投資が大幅に下落したにもかかわらず、中国の実際外資利用額は8132億元となり、前年同期比4.1%増えた」として、「従来、われわれは四半期あるいはさらに長い期間をもって市場の成り行きを判断するが、年初一ヶ月の状況に基づいて一年間の市場の成り行きを判断するのはとても難しい」と答えました。
高商務部長はまた、「2017年、中国は外資導入にさらに力を入れ、外資進出の制限を削減し、投資の利便化を推進し、公平、透明かつ予期可能のマーケティング環境を作り上げていく」との考えを示しました。(ヒガシ)
中国国際放送局日本語部より