もう一つは青年交流の支援です。7日、10日、20日とそれぞれ長さが違いますが、現在、日本は毎年中国の各分野の青年による代表団を招いています。私たち大使館もここ数年、毎年のように大学生を中心とする数百人の青年を中国訪問に招いており、良い効果がありました。青年たちが旅立つ前に、大使館は歓送会を行い、帰国すると、また報告会を開き、見聞と感想を紹介してもらうようにしています。 

訪中した日本の青年が書いた感想文を読んだり、見聞の紹介を聞くことを通じて、私たちは、実際に中国に行って頭の中のイメージと全く違う印象を持った人が数多くいることに気づきました。彼らは中国を訪問し、中国が成長しており、各分野の建設が非常に速いと感じたようです。特に一部の古跡・名勝、自然景観について、心から感心したということです。また、中国の都市環境、中国人の教養についても、市民たちは皆礼儀正しく、自分たちに優しくしてくれたと評価しています。こうして、日本の若者の中国に対する印象は変わりました。 

これこそ人対人の、直接向き合った交流がもたらした成果だと思います。民衆間や、民間各界において直接にこのような交流を展開することで、両国民の相互理解を増進し、友好を深め、国家関係の改善のために基礎を打ち固めていくべきです。ですから、大使館は多くの取り組みを行っています。今後もこのような交流が引き続き拡大、発展していくことを望んでいます。

人民中国インターネット版 2017年3月7日