中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は24日の定例記者会見で、「日本政府の関連当局が教科書の中で意図的に侵略の歴史を薄めたり、否定したり、改ざんしたりするのは極めて間違った無責任な行為だ」と非難した。新華社が報じた。
日本の文部科学省が高校の教科書検定結果を発表し、来年度から「南京大虐殺」の犠牲者数について「未確定」とされたことについて、中国側の考えを聞かれた華報道官は、「日本政府が、国民、歴史、隣国に対して、責任ある態度を示し、正しい歴史観を国民に教育し、決して誤った歴史観で次世代を間違った方向に導かないよう望む」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月25日