外交部(外務省)の陸慷報道官は30日、不公正な貿易を行っているとの米国の対中批判に対して「中米経済・貿易関係の本質は互恵・ウィンウィンだ。中国側は米側と共に努力して、相互尊重、協力・ウィンウィンを基礎に、経済・貿易分野の実務協力を拡大し、対話と意思疎通を通じて経済・貿易摩擦に適切に対処することを望んでいる」と表明した。
陸報道官はまた「事実が証明しているように、中米の経済・貿易関係は補完性が高く、市場選択によってすでに両国間には互いに融け合い切り離せない利益構造が形成されている。この経済・貿易関係が各々の国家及び国民により良く幸福をもたらすようにする有効な道は、どちらの取り分が多いかという単純な分配構造に立脚するのではなく、共通利益のパイを大きくすべく努力することだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年3月31日