吉林省長春市では冬の間、ほとんどの人がまだ布団の中でぬくぬくと夢を見ているような時間帯に、零下20度の寒空のもと、仕事に励む人々がいる。そんな彼らの仕事とは路線バスの暖機運転作業。未明時分から、分厚い綿のコートに身を包んだ彼らは、手に懐中電灯や板などを持ち、管理室から出てきてその日最初の「暖機運転」作業を始める。戸外に停車している路線バスのエンジンを一台一台ずつ入れていく作業は、このひどく冷え込んだ長春で毎晩繰り返されている。この作業のおかげで、全ての路線バスは早朝から時間通りに発車することができるのだ。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年12月12日