中国青年報社会調査センターがこのほど、問巻網を通して、2002人を対象に実施した調査では、回答者の55.0%が、「特別な状況でない限り、携帯の電源を切ることはない」、59.2%が「大切な連絡や電話を受けそこなうのが心配」、75.5%が「携帯依存症の自覚がある」と答えた。中国青年報が報じた。
59.2%「大切な連絡や電話を受けそこなうのが心配」
調査では、回答者の55.0%が「特別な状況でない限り、携帯の電源を切ることはない」と答えた。一方、「毎日電源を切る」は25.5%で、9.6%が「1週間に1回電源を切る」、5.7%が「1ヶ月に1回切る」、4.2%が「なんとも言えない」と答えた。
回答者が携帯の電源を切りたがらない主な理由は何なのだろう?調査では、回答者の59.2%が「大切な連絡や電話を受けそこなうのが心配」、54.2%が「寝る前に携帯で遊ぶから」、36.4%が「仕事や勉強で必要だから」、35.9%が「毎日電源を切るのは面倒くさい」、30.7%が「電源を切ったらアラームが使えないから」と答えた。
75.5%「携帯依存症の自覚がある」
調査では、回答者の75.5%が「携帯依存症の自覚がある」と答えた。うち、18.0%が「非常に深刻」と回答した。一方、19.8%は「携帯は連絡ツールにすぎず、携帯依存症にはなっていない」と答えた。
調査では、「携帯依存症」について、回答者の55.1%が「依存したくないが、仕事・生活のために依存せざるを得ない」、53.0%が「携帯依存は、実際には家族や友人に対する依存」、50.3%が「いつ何が起きるか分からないから、携帯を随時確認して、最新の情報を取得したい」と答えた。
その他、回答者の45.3%が「携帯に依存するようになって以前のような人間味がうすれ、他の人との関係が遠くなった」、29.0%が「長時間携帯を見るのは健康に悪い」、24.2%が「携帯は、仕事や勉強の効率を下げる」と答えた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年12月14日 |