ネット通販大手の「京東商城」が7日、女性のネットショッピングに関する特徴をまとめた「最新の消費データ洞察報告」を発表した。そのデータによると、女性のネットショッピングで消費する金額のうち、4割近くが家具、家電、生鮮食品、ベビー・マタニティ用品などの家庭で使う商品に占められており、その次にコンピューター機器、スマホ、図書などのビジネス関係の消費が続いた。また、衣類や靴、化粧品、宝飾品などの美容関係の消費は2割にとどまった。北京日報が伝えた。
ベビー・マタニティ用品、食品、ペット用品、調理器具、家電、家具などの消費に関して、多くの女性が依然として家庭での消費に決定権を持っている。住んでいる地域が辺鄙であるほど、ネットショッピングをする女性の割合が高かった。全体的に見ると、北方地域の女性は家庭で使う商品の消費に関して主導的な立場にあるが、西部地域ではその状況とは正反対だった。
食品・飲料、化粧品、ベビー・マタニティ用品、衣類は、働く女性が一番好きなネットショッピングの商品のジャンルだが、職種によって購入するものの種類は異なる。作業労働者やサービス業に携わる女性は食品・飲料、化粧品、衣類、ランジェリーのネットショッピングでの購入量が他の職業の女性ユーザーに比べ多く、ホワイトカラーの女性はパソコン機器、生鮮食品のネットショッピングでの購入量が、事業機関女性はベビー・マタニティ用品、携帯電話・スマホのネットショッピングでの購入量が他の職業の女性ユーザーより多かった。
しかし、女性は節約も得意で、お得な買い物をするために値段を比較することを惜しまない。64%の女性消費者がセールに敏感で、その割合は男性よりも14ポイント高かった。また、78%の女性が商品の評価に敏感で、その割合も男性よりやや高かった。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年3月8日
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