北京市の北二環路と10号線を通る北京地下鉄12号線は、いわば「北三環半」の路線となり、渋滞する北三環路に並行して走る地下鉄がなかった問題を解決する。北京市住宅・都市農村建設委員会は16日、「北三環路地下鉄」となる12号線の建設が全面着工し、3年後には開通の計画であることを明らかにした。北京日報が伝えた。
計画によると、12号線は全長29.3キロメートル、計21駅が設けられ、うち乗換駅は15駅。西端の四季青橋南から、東端の東■(■は土へんに貝)までの路線で、西四環路、遠大路、北三環路、空港高速、芳園西路、万紅路、東■大街を通り、地下鉄が通っていなかった北三環路の空白を補てんし、海淀、西城、東城、朝陽4区の市街地を結ぶ。
12号線は他の複数の路線との乗り換えが可能で、設けられる21駅のうち3分の2にあたる15駅が乗換駅となる。西から東に見ていくと、長春橋駅で10号線に、蘇州橋駅で16号線南区間に、人民大学駅で4号線に、大鐘寺駅で13号線に、薊門橋駅で建設中の昌平線南延長区間に、北太平庄駅で建設中の19号線に、安華橋駅で8号線に、和平西橋駅で5号線に、光熙門駅で13号線に、西■河駅で建設中の17号線に、三元橋駅で空港線と10号線に、高家園駅で14号線に、北崗子駅で平谷線に、東風駅と管荘路西口駅で3号線に、それぞれ乗換えができる。
12号線の最高設計時速は80キロメートル、2021年に竣工・開通の見通しだ。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年3月20日 |