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中共中央と国務院が河北省に「雄安新区」設立決定

 

中国共産党中央委員会と国務院はこのほど、河北雄安新区の設立を決めた。習近平総書記を核心とする党中央が行った重大な歴史的、戦略的選択で、深セン経済特区や上海浦東新区に続く全国的意義を持つ新区と位置付けられている。新華社が報じた。

雄安新区は、河北省雄県、容城県、安新県の3県とその周辺の一部の地域からなり、北京市、天津市、河北省保定市に隣接。位置的メリットが大きく、アクセスが便利で、生態環境も良く、資源環境の受け入れ能力も高い。また、現時点で開発が進んでおらず、発展の余地が十二分にあり、スタート時のレベルが高く、基準も高いという開発、建設の基本的条件を備えている。当初は100平方キロメートルを「特定区域」として先行開発し、中期的に200平方キロメートル、最終的には2000平方キロメートルへ拡張する計画だ。

習総書記は、雄安新区の設置には以下の7つの重要任務が課せられているとしている。▽環境にやさしいスマートシティを建設する。国際的に一流、エコ、現代的なスマートシティを構築する。▽美しい生態環境を構築する。青い空と緑が交わり、さわやかで明るく、水と街が融合した生態都市を構築する。▽ハイエンド・ハイテク産業を発展させる。イノベーションの要素を含む資源を積極的に呼び集め、新たなエネルギーを作り出す。▽クオリティの高い公共サービスを提供し、クオリティの高い公共施設を建設、都市管理の新たなスタイルを構築する。▽便利で効率の良い交通網、環境にやさしい交通システムを構築する。▽体制・メカニズムの改革を推進し、市場の資源配置における決定性作用と政府作用をさらにうまく発揮させることで、市場の活気を刺激する▽トータル的対外開放を強化し、開放する新たな分野を拡大し対外と連携する新たなプラットホームを構築する--。(編集KN)

 

「人民網日本語版」2017年4月3日

 

 

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