シェア自転車の迷惑駐輪が目立っているほか、都市建設が進む過程で渋滞なども問題になっているのを背景に、湖北省武漢市の交通管理局は最近、シェア自転車業者と積極的に連携し、駐輪場を設置したり、全国に先だってシェア自転車専用レーンを設置したりしている。新華社が報じた。
調査、研究を経て、同局はシェア自転車を十分に活用して渋滞緩和につなげることを決定した。また、シェア自転車業者数社の車両のクオリティや運営状況などの指標を考察し、摩拜単車を提携パートナーとすることにした。そして、両社の話し合いにより、まず南湖地区のシェア自転車の駐輪場を配置し直し、専用レーンも設置した。
現時点での統計によると、関連の対策が講じられて以降、南湖地区の渋滞はある程度緩和した。また、シェア自転車の利用数も以前と比べて明らかに増加した。現在、武漢市の他の区域でも同様の対策実施が始まっているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年4月6日