北京市観光委員会によると、北京市は遊歩道の敷設を加速化し、2020年までに2000キロの遊歩道を敷設することがわかった。遊歩道は自然の生態環境を背景に、山や水辺の小道、森林の防火道などの現有の道路を利用。登山道、水辺の歩道、景観道、田舎道の4種類に分け、沿線に案内標識、警戒標識、道路標識、観光サービスセンター、休憩所、駐車場、トイレ、通信設備などの関連設備も建設する。関連設備は遊休地を極力利用して建設し、耕地を利用したり、営利目的の飲食店や宿泊施設を建てたりはしない。
市観光委員会の宋宇主任によると、郊外ですでに地域の遊歩道計画が次々と制定され、順義区の舞彩浅山浜水国家登山道や延慶区の珍珠泉国家登山道など約1300キロが完成している。『北京市市級観光レジャー歩道計画』に基づき、2020年までに2000キロの遊歩道を敷設し、1000キロのグリーンロードと合わせてハイキングコースを構築する計画。
また宋宇主任によると、北部の長城文化ベルト、東部の運河文化ベルト、西部の西山文化ベルトで副都心浜水歩道、南部新城浜水歩道、世界レジャー大会歩道、司馬台-古北口山水歩道、雁栖湖-白河浜水歩道、冬季オリンピック-世界園芸博覧会山水歩道、八達嶺-十三陵世界遺産歩道、環西山歩道、京西古道、房山世界地質公園歩道の10本の環状歩道の敷設を開始する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月10日
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