スマートフォンとSNSの流行により、顔文字が各界・各地の主流な交流方法になっている。人々は顔文字に慣れ親しんでいるが、文化によっては同じ表情でも異なる意味を示す。米サイト「クオーツ」が伝えた。
中国はその良い例だ。中国のネットユーザーが生み出した「インターネット・ミーム」は、創意あふれ独特だ。中国人はさらに、顔文字の使い方を覆した。笑顔は実際には、蔑視を示すのだ。中国人は主に、中国2大SNSの微博(中国版ツイッター)と微信(中国版LINE)で顔文字を使う。前者のユーザー数は3億3100万人、後者は7億人。この2大SNSの顔文字は、WhatsAppのものと異なっている。
ここからはざっと紹介していこう。
笑顔
表面的な意味:楽しい
別の意味:蔑視、嘲笑、嫌い
アドバイス:笑顔で嬉しいことを表現するべきではない。本当に笑っているように見える、別の笑顔を選んではどうだろうか。
手を振り微笑む
表面的な意味:微笑みながらさようなら
別の意味:馬鹿じゃね?お前なんかと話したくない、どっか行って
アドバイス:この表情を見たら、話題を変えるか、話をやめるべきだ。皮肉たっぷりに反応したければ、手を振る顔文字二つ、もしくは手の絵文字を送ることで、誠意あるさようならを表現するのもいいだろう。
鼻をほじる
表面的な意味:鼻の中になにかあるのかな?
別の意味:嫌い
アドバイス:笑顔で反応しよう。こっちもあんたなんか嫌いだということだ。
「チャイナネット」より 2017年4月13日
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