中日韓三国協力国際フォーラムが18日、韓国のソウルで開かれた。今回のテーマは「新たな課題に向けた三国協力の強化」。中国の邱国洪駐韓国大使、日本の長嶺安政駐韓大使、韓国外交部の李汀圭(イ・ジョンギュ)次官補、中国公共外交協会の李肇星会長らがフォーラムで祝辞・主旨演説を行った。
日中韓三国協力事務局の楊厚蘭事務局長は開幕の挨拶で、「三国協力国際フォーラムは三国協力事務局が開催する代表的な活動の1つで、中日韓の協力に知恵を提供し、三国のパートナー関係を共に発展させ、北東アジア地域の平和と繁栄を促進することが狙いである。また、フォーラムで三国間の政治環境、経済協力及び社会・文化交流などについて討論、交流し、三国政府に具体的な政策を提案する」と述べた。
李肇星氏は主旨演説で、「三国協力は二国間関係の影響、政治の相互信頼の不足、外部経済の疲弊の試練に直面している。これらの試練に立ち向かうため、三国は二国間関係の基礎を固め、経済・貿易協力におけるけん引的役割を発揮し、新しい協力分野を開拓し、東アジア地域の協力を共同で推し進め、三国の国民感情を密接なものにする必要がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月20日
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