このような変化はすでに数字に表れ始めている。17年第1四半期の中国サービス業の実質外資利用額は1653.8億元と、前年同期比で7.1%増加、外資利用額全体の73%を占めた。
うち、電力・ガス・水の供給業は前年同期比で165.6%増加、交通運輸・貯蔵・郵便は43.7%増、リース・商務サービスは62.3%増加した。ハイテクサービス業の実質外資利用額は12.4%増の286.9億元、うちITサービス、研究開発・設計サービス、科学技術成果の実用化サービスの伸び率はそれぞれ、34.6%、29.4%、50.8%だった。製造業の外資利用額は594.6億元と、外資利用額全体の26.3%だった。うち、設備製造業、通信システム設備製造業の伸びは27.7%と62.3%だった。これらの数値を見ると、第1四半期は外商投資利用額の伸びが鈍化したものの、投資分野はハイエンド産業に集中する傾向にあり、投資の質的向上と投資構造の改善が明らかだ。そのため、外商投資の伸び率の変動に一喜一憂する必要はないと言える。
チャイナネットより2017年4月26日