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習近平主席が仏・マクロン次期大統領と電話会談

 

習近平国家主席は9日、フランスのマクロン次期大統領と電話で会談した。人民日報が伝えた。

習主席はマクロン氏の大統領当選に祝意を表明。「中国側はフランス及び中仏関係を非常に重視しており、常にフランスを重要な優先的協力パートナーと見なし、常に戦略的、長期的観点から中仏関係の発展を扱っている。フランス側と友好的伝統を発揚し、戦略面の相互信頼を強化し、互いの核心的利益や重大な懸念を的確に理解し、これに配慮し、重大な問題において支持し合い、各分野の実務協力を深めたい。『一帯一路』(the belt and road)建設へのフランス側の参加を歓迎する。双方は国際・地域問題で意思疎通や調整を保ち、引き続きグローバル・ガバナンスの変革を後押しし、気候変動の『パリ協定』を含むグローバル・ガバナンスの成果を維持し、G20の枠組での協力を強化し、世界の平和・安定・繁栄のために共に努力する必要がある。中国側は欧州統合プロセスを引き続き支持する」と表明した。

マクロン次期大統領は「私の大統領当選への習主席の祝意表明に感謝する。私は仏中関係を非常に重視している。フランス新政権は引き続き積極的、友好的な対中方針を遂行し、『一つの中国』政策を堅持し、外交、経済・貿易、工業分野及び『一帯一路』建設の枠組での実務協力を深め、気候変動対策、G20協力など重大な国際問題で引き続き緊密な意思疎通や調整を行う」と表明した。

両氏は連絡を保ち、早期に合って、中仏関係の発展や双方の共通関心事について迅速に意見交換することで合意した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2017年5月10日

 

 

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