故宮博物院が主催する「紫禁城と海上シルクロード」展が8日、北京故宮・午門の西に位置する雁翅楼展示ホールで開幕した。海上シルクロードと関係のある陶磁器、書画、図書、玉器、金・銀器、エナメル器、時計、科学装置、軍備、家具など貴重な各種文化財140点(セット)が展示されている。 明(1368-1644年)、清(1636-1912年)の時代の中国と外部の世界との交流の様子を思い描くことができる。新華社が報じた。
故宮博物院の単霽翔院長は、「『一帯一路』(the belt and road)国際協力サミットフォーラムがまもなく北京で開催されるこの時期に、当博物院でこの展示会が開催されることで、『海上シルクロード』は単なる貿易ルートであるだけでなく、古代中国と世界文明をつなぐ存在だったことを、多くの人に知ってもらいたい」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」より 2017年5月10日