国家観光局は、18日に開催された記者会見において、「中国と『一帯一路』(the belt and road)沿線国との観光交流はますます緊密化している。試算によると、中国と『一帯一路』沿線国・地域との双方向の観光交流の規模は延べ2500万人を上回り、中国はすでに、多くの沿線国・地域の観光市場にとって重要な観光客源市場となった」と明かした。人民日報海外版が報じた。
「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」期間中、中国は、「一帯一路」沿線国・地域に向けて、延べ1億5000万人以上の観光客と2千億ドル(1ドルは約111.1円)の観光消費を送り込み、また、沿線国・地域から延べ8500万人の観光客と約1100億ドルの観光消費を誘致すると予想される。
中国は、今後さらに沿線国との観光協力を強化し、「一帯一路」観光業のモデルチェンジ・アップグレードを加速し、「一帯」観光がユニークな観光にモデルチェンジするよう促し、文化体験・探検旅行・ビジネス旅行などの新たな旅行業態を大々的に発展させる方針という。また、「一路」観光のリゾート休暇旅行へのアップグレードを推進し、クルーズ船の母港、遊覧船の埠頭、海洋テーマパークの建設を段階的に推し進めていく。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月19日 |