微博(ウェイボー)はこのほど、2017年第1四半期(1-3月)財務報告を発表した。2017年3月31日の時点で、微博の月間アクティブユーザー数は3億4千万人に達し、ツィッターを上回り、グローバルユーザー数が最も多いソーシャルメディアプラットフォームとなった。財務報告によると、今年第1四半期、微博の営業収入は前年同期比76%増の13億7千万元(1元は約16.2円)に達し、純利益は同278%増加した。北京日報が伝えた。
統計データによると、今年第1四半期、微博の月間アクティブユーザー数は2700万人増え、計3億4000万人に達し、上場以来の四半期あたり増加幅の最高記録を更新した。日間アクティブユーザー数も1億5400万人まで増えた。特に注目すべきは、以前ツィッターが発表したデータによると、第1四半期の月間アクティブユーザー数は3億2800万人だったことだ。月間アクティブユーザー数という核心となる数値について、微博は今やツィッターに追いつき、追い抜いたことになる。また、モバイル端末の利用についてみると、今年3月末の時点で、モバイル端末から微博を利用している月間アクティブユーザー数の割合は91%に上った。
ユーザー数が持続的に拡大し、コンテンツ・エコシステム(コンテンツの管理・統括)が日増しに整いつつある状況のもと、微博の商業化は、安定した成長を維持している。財務報告によると、今年第1四半期、微博の営業収入総額は、前年同期比76%の13億7千万元に達した。うち広告収入は同80%増の11億7千万元。広告収入のうち、ブランド広告収入は同89%、中小企業広告およびセルフサービス式広告による収入は同97%、それぞれ増加した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月19日 |