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「五星奨―中国語コンテスト」が北九州市立大学で開催

 

 

長崎県立壱岐高等学校の米田智愛さんは、スピーチ部門高校生部の第1位を獲得した。彼女は自分が出会った初めての中国人、彼女の中国語先生との思い出を語った。

 

  

中国人の先生が教えてくれたこと

私は高校一年次から中国語を学習しています。中国語の学習を始めた理由は、日本人だけでなく、国境を越えて外国の人と交流し、多くの人の考えに触れたいと思ったからです。そのためのツールの一つが中国語ではないかと私は考えました。

米田智愛さん

高校で中国語を学び始めて、初めて交流した中国人は中国語の先生でした。その先生は、教科書の内容をただ教えてくださるだけではなく、中国の事情について私達にたくさん話してくださいました。先生は「中国語を通して中国を知ることができるし、中国語を学ぶのであれば中国という国の文化を理解しなければならない。だから私は授業を通してあなたたちに中国の文化を教えているのです。」と常常おっしゃり、中国の流行の歌、言葉などを教えてくださったり、中国からお土産を買ってきて食べさせてくださったり、DVDを使って中国の歴史を紹介してくださったりと、国内にいながらも中国語の授業で中国の文化を知ることができました。

その先生は、今年の3月に日本での任期を終え、中国に帰国されました。先生は帰国される際に、最後にこのように話されました。

「言語を学ぶことは自分の視野が広がることだ。」

私は中国語を学び始める前は、中国語を学ぶことは単純に「言語を学ぶこと」だと思っていました。しかし、今では中国の文化や国を知ることにも繋がるものだと思えるようになりました。

私は日本の多くの人に、もっと中国のことを理解してほしいと思っています。そして中国と日本の関係がもっと良くなるために役に立ちたいと思っています。このように思えるようになったのも、中国人の先生に出会い、中国語を学習する意味を教わり、そして自分の視野を広げることができたからです。将来、この目標を達成するためにも自分の中国語の力を磨き、中国の人とたくさん交流していきたいです。

 

 

 何振良総領事

何振良・中国駐福岡総領事は「五星奨」に出席し、一部の出場者に賞状を送った。コンテストが終わった後、何総領事は「多くの出場者がスピーチの中で、今後引き続き中国語を勉強し、中国を理解し、中日をつなぐ橋になりたいと言っていました。より多くの人がこのような夢を抱けば、中日関係は絶対にうまくいくと信じています」と学生たちに希望を寄せた。

 

人民中国インターネット版

 

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