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北京初の国際航空快速路線が開通

 

北京初の国際航空快速路線が、独フランクフルトに就航する。首都国際空港、国際航空公司、フランクフルト空港の三方は22日、国際航空公司北京-フランクフルト国際快速線路線を就航することを明らかにした。これは、北京首都空港に就航する初の国際快速路線となり、中国と欧州を結ぶ初の国際快速路線ともなる。業界専門家は、「ますます多くの国際快速路線が、大型国際航空の中枢を形成するのに一役買うと同時に、北京が国際往来センターを建設する上で有益となる」との見方を示した。北京日報が伝えた。

遡ること1989年、国際航空公司は北京-フランクフルト路線を開通した。現在、ボーイング747-8型機と777-300型機の最先端ワイドボディ旅客機によって、1日2便運航されている。今回発表された「国際快速路線」は、「空の路線バス」のように、定期便による頻繁な運航が計画されている。

首都空港はこれまで、北京-上海快速線と北京-杭州快速線を国内快速路線として就航させ、北京と上海・杭州間の頻繁な出張ニーズに対応してきた。例えば、北京-上海快速線は、30分以内の飛行間隔で運航されている。首都空港の担当者は、「現時点では、北京-フランクフルト線は1日2便しか運航されていないが、今後、乗客数や出張の増加に伴い、段階的に便数を増やしていく」と話した。

2016年9月22日、首都空港、国際航空公司、フランクフルト空港の三方は、「北京-フランクフルト国際快速路線協力合意書」に署名した。国際航空公司の中国-欧州線を利用し、首都空港とフランクフルト空港を中継空港として、中国-欧州間の航空資源を統合することで搭乗手続きを簡便化し、乗り継ぎ所要時間を短縮し、輸送力を高めていく方針という。

実のところ、快速路線は、乗客にとっては特別サービスを享受できることを意味している。首都空港とフランクフルト空港に分かりやすい案内標識を表示し、専用のチェックインエリア・旅客待合室・手荷物受取エリアなどの運営・サービス資源を提供し、全プロセスがカスタムメイドされた空の旅を国際航空公司北京-フランクフルト線利用客に提供する。

中国-ドイツ間を往来する航空旅客は年間延べ300万人に上る。このうち、北京空港の利用客は3分の1を占める。ドイツ・北京間を渡航する延べ100万人の旅客のうち、北京とフランクフルトを往来する人は延べ60万人で、座席利用率は91%に達している。今回、国際航空快速路線が就航することで、北京を中心とした国内線とフランクフルトを中心とした欧州路線が、より広範囲に繋がり、路線ネットワークが拡大すると期待されている。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年5月24日

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