北京市総工会(労働組合)は23日、創業を計画している勤労者の融資需要を満たすために、北京市は「首都勤労者創業少額融資」を実施することを明らかにした。申請者は、全額無利子貸付および銀行・担保会社による審査認可の優遇などの特典を受けることができる。新華社が伝えた。
北京市総工会党組織の曾繁新・書記は、「『首都勤労者創業少額融資』プロジェクトは、北京市総工会、北京農商銀行、北京首創融資担保有限公司(首創担保)が共同で実施するもので、創業意欲と能力を備えた総工会所属の勤労者に対し、全額無利子の少額貸付を行う。市総工会は900万元(1元は約16.2円)の担保資金を提供し、プロジェクト限度額は2700万元に上る」と説明した。
北京市はこれより前、主にリストラの対象となった失業者や農民工(農村から都市部に出て働く臨時就労者)の創業資金不足問題を解決するため、「首都勤労者創業少額貸付計画」を始動し、より多くの勤労者が貸付支援を受けて創業のパイオニアとなり、創業によって就職状況が発展するよう奨励・支持してきた。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年5月25日 |