李克強総理は5月31日午後、ドイツのメルケル首相の招待で同国を公式訪問し、中独首相年次会談を行うため、ベルリン・テーゲル空港に到着した。人民日報が伝えた。
李総理は「国交樹立から45年、両国関係は着実に前進してきた。現在、世界経済の回復力が不足し、反グローバル化や保護主義が台頭する中、中独が意思疎通を強化し、協力して対処することの重要性が一層明らかになっている。今回の私の訪問は中独の友好を強固にし、発展させるためであり、中独協力のイノベーションと格上げのためでもある。ドイツ側と引き続き相互尊重と平等の精神に基づき、両国関係・協力を新たな段階へと押し上げ、両国民に確かな幸福をもたらし、地域さらには世界の安定・協力・発展に助力することを期待する」と表明した。
李総理はメルケル首相と会談を重ね、協力文書の調印に立ち会い、共同記者会見に臨む。また、「中独フォーラム――イノベーションを共に作る」で演説し、中独経済界と交流する。シュタインマイヤー大統領とも会談する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月1日