同日、2017年大学入試に参加する受験生約600人を乗せたK5161次「入試専用列車」が内モンゴル自治区オロチョン自治旗大楊樹鎮を出発し、130キロ以上離れた阿里河鎮に向かった。オロチョン自治旗大楊樹鎮は大興安嶺の南麓に位置し、オロチョン族、ダフール族、エヴェンキ族などの少数民族が集まる地域である。試験は旗(県)所在地で行われるため、毎年この時期になると、受験生は阿里河鎮に行かなければいけない。受験生の交通問題を解決するため、ハルビン鉄道局は2003年から15年続けて「入試専用列車」を運行し、約2万人の学生を輸送している。これまで無事故、クレームなしを実現している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月6日