スポーツ専門チャンネルESPNは、このほど「世界の著名アスリートランキング2017」を発表した。同ランキングではサッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手、バスケットボールのレブロン・ジェームズ選手、サッカーのリオネル・メッシ選手、がTOP3を飾った。中国人選手からは、競泳の寧沢涛(ニン・ザータオ)選手、卓球の馬龍(マー・ロン)選手、バドミントンの林丹(リン・タン)選手の3人がランクインした。
同ランキングの評価基準はアスリートのスポンサー収入及び、SNS(Facebook、Twitter、Instagram)における関心度、ネット検索における注目度などが評価される。
去年に引き続き、不動のTOP3
レアル・マドリードが5年後に再度プリメーラ・ディビシオンで優勝を果たすため、UEFAチャンピオンズリーグで引き続き優勝が期待されるクリスティアーノ・ロナウド選手がランキング首位に躍り出た。彼のスポンサー収入は3200万ドル(約5億1700万円)で、SNSのフォロワー数はのべ2億6150万人に達する。
ランキング2位のレブロン・ジェームズ選手のスポンサー収入は5500万ドル(約8億8800万円)で、SNSのフォロワー数はのべ8550万人。リオネル・メッシ選手はランキング3位で、スポンサー収入は2800万ドル(約4億5200万円)、SNSのフォロワー数はのべ1億5170万人。
去年のESPN「世界の著名アスリートランキング2016」に引き続き、この3人がTOP3を飾った。
中国人選手は3人がランクイン
今回のランキングには中国人選手が3人ランクインした。寧沢涛選手が66位、馬龍選手が71位、林丹選手が88位という結果だった。
寧沢涛はカナダのフィギュアスケート選手ジョアニー・ロシェットを抑えてランクインを果たした。寧沢涛選手のランクインの理由に関してESPNは、「寧沢涛選手は、微博(Weibo)のフォロワー数が800万人を超えている。世界で最も人口の多い国家で、彼はSNSプラットフォームでその大きな影響力を発揮した。リオ五輪では、力を発揮できなかったものの、彼は依然としてネットの上位に常に君臨し、人々の話題を集めている」と説明している。
馬龍選手と林丹選手は、卓球とバドミントンからの唯一のランクインとなった。去年のESPNランキングでは、3人ともランクインしていなかった。
また同ランキングから以下のような興味深い数点の特徴を読み取ることができる。
1. サッカーは最も人気のあるスポーツで、今年はサッカー選手38人がランクイン。バスケットボール選手が13人、ゴルフ選手11人、テニス選手10人、ラグビー選手が7人と続く。
2. 国別ではアメリカ人アスリートは35人、ブラジル人は9人、ドイツ人7人、イギリス人5人がランクインとなった。
3. 同ランキングの女性アスリートはわずか8人のみ。最も上位につけた女性アスリートは、UFC(アメリカ合衆国の総合格闘技団体)のロンダ・ラウジー選手で16位。テニスのマリア・シャラポワ選手は19位となった。
4. 野球とアイスホッケー選手のランクインはなかった。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月6日 |