内モンゴル自治区オロチョン自治旗の大楊樹鎮駅では、この日、2017年の中国大学統一入学試験に参加する500人以上の学生たちが「大学受験特別列車」に乗り、山を越え135キロ離れた試験会場がある阿里河鎮へ向かった。同地区は、オロチョン族、ダフール族、エヴェンキ族など、北部の少数民族が集まる地域だ。同列車は、2つの街の間を15年間「大学受験特別列車」として走行している。これまでに2万人以上の受験生を送り届け、6千人以上の学生が大学に通う夢を適えている。中国新聞網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月7日