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習近平主席 中国カザフスタン関係の高水準の発展を推進

 

習近平国家主席は8日、カザフスタンのナザルバエフ大統領とアスタナで会談した。両首脳は国交樹立後25年間の両国関係の大きな発展を積極的に評価し、次の段階の協力の重点的な方向と分野について計画し、包括的な戦略的パートナーシップのより高い水準での健全で安定した発展を推し進め、両国民により良く幸福をもたらすことを決定した。人民日報が伝えた。

習主席は「中国カザフスタン関係が比較的短期間に飛躍的発展を実現できた鍵は、双方が終始善隣友好と互恵互助の精神を堅持し、相互尊重と平等・相互利益の原則を堅持し、世々代々の友好と共同発展の理念を遂行してきたことにある。中国側はカザフスタン側と共に、両国の発展戦略の連結を包括的に計画し、各分野の友好交流と互恵協力を緊密化し、より緊密な利益共同体と運命共同体を築き、いつまでも良き隣人、良き友人、良きパートナーであることを望んでいる」と強調した。

ナザルバエフ大統領は「カザフスタン側は中国側と経済、貿易、政治、文化分野の互恵協力を深め、国連や上海協力機構の枠組での意思疎通と協力を緊密化することを望んでいる。習主席がアスタナで首唱した『一帯一路』(the belt and road)建設には重大な意義がある。『一帯一路』の枠組で国境間輸送、生産能力、工業団地、金融、農業、人・文化面の協力に積極的に参加したい」と表明した。

双方は「一帯一路」建設と新経済政策「ヌルリ・ジョーリ」(明るい道)の連結を加速し、両国の発展戦略の深い融合を実現することで合意した。

双方は生産能力・投資協力を強化し、両国の貿易構造を改善し、工業団地の共同建設を支持し、コネクティビティを強化し、インフラ整備、交通物流、イノベーション、製造業、農業、林業、金融、エネルギー、科学技術、環境保護分野の協力を深めることで合意した。

双方は重大な国際・地域問題で緊密に意思を疎通し、国連、上海協力機構、アジア信頼醸成措置会議(CICA)など多国間の制度的枠組内で調整と協調を強化し、「3つの勢力」(極端な宗教勢力、民族分裂勢力、テロ勢力)及び国際組織犯罪を共同で取り締り、グローバルなまたは地域的試練に対処し、両国共通の利益を守り、世界と地域の平和・安全・安定を確保することで合意した。(編集NA)

 

「人民網日本語版」2017年6月9日

 

 

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