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王毅外相「習主席の訪問は『一帯一路』の構築を力強くサポート」

 

習近平国家主席は7日から10日にかけてカザフスタンを公式訪問したほか、上海協力機構(SCO)第17回首脳理事会会議と2017アスタナ万国博覧会の開幕式にも出席しました。

王毅外相は主席の今回の訪問の成果を紹介した際、「訪問は平和協力、開放包摂、経験共有、互恵ウィンウィンというシルクロード精神を貫徹し、『一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)』の構築と周辺諸国との運命共同体の構築に強力なパワーを注ぎ、地域の平和と繁栄に明るい見通しを示した」と述べました。

習主席によるカザフスタンへの公式訪問は今回が3回目で、ナザルバエフ大統領との会談は16回目となりました。両首脳は会談の中で、両国の全面的戦略的パートナーシップの強化について重要な共通認識に達し、「いつまでもいい隣国、いい友人、いいパートナーでありますように」と、両国関係の今後の発展に方向性を示しました。

また、習主席は上海協力機構首脳理事会会議にも出席し、各国指導者と共に上海協力機構の重要な事項及び国際問題、地域問題について突っ込んだ意見交換を行い、中国の知恵を貢献しました。今回会議で上海協力機構は正式にインドとパキスタンを加盟国として受け入れ、初の増員を実現させ、国際的な影響力をいっそう高め、協力の空間をさらに拡大しました。

首脳理事会会議閉幕後、中国が輪番議長国を受け継ぎました。習主席は会議で、来年6月に次回のサミットを開催すると発表すると共に、メンバー国間の結束力を強め、共にチャレンジに対応し、各国の成長戦略をリンクさせ、人的往来と文化交流を強化し、開放・包摂の精神に則って、オブザーバー国や対話パートナーおよびその他の国、国際組織、地域組織との交流と協力を拡大していく考えを示しました。

カザフスタン訪問期間中、習主席はナザルバエフ大統領と共に、アスタナで開かれている万国博覧会の中国館を見学し、各国首脳と共に万博開幕式に出席しました。

王外相は最後に「習主席は今回の訪問でシルクロード精神と二国間・多角的な会合の成果を効果的に結び付け、『一帯一路』を平和・繁栄・開放・革新・文明の道に築き上げるために力強くサポートした」と述べ、中国の全方位外交の成功した実践だと評価しました。(ZHL、Kokusei)

 

中国国際放送局日本語部より

 

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