中国人民銀行がこのほど発表した「2017年第1四半期決済システム運行全体状況」によると、モバイル決済事業は第1四半期に高い成長率を維持した。経済日報が伝えた。
全体的に見ると、全国で今年第1四半期に処理された非現金決済業務は前年同期比24.53%増の2333億7100万件、金額は928兆6300億元(1元は約16.2円)に達した。
銀行業金融機関が第1四半期に処理した電子決済業務は374億100万件、金額は756兆8400億元。うちオンライン決済業務は8.17%増の112億9700万件、金額は0.14%増の658兆7800億元。電話による決済業務は25.30%減の4007万2700件、金額は26.33%減の2兆3400億元。
注目すべき点は、第1四半期にモバイル決済業務は65.71%増の93億400万件、金額は16.35%増の60兆6500万元に達した点だ。また非銀行決済機関が第1四半期に処理したオンライン決済業務は60.13%増の9470億9000万件、金額は42.47%増の26兆4700億元だった。
クレジットカードの信用不良率も上昇を続けている。第1四半期末時点のクレジットカード半年延滞総額は、前四半期比12.89%増の604兆7000億元にのぼった。クレジットカードの消費者信用の1.50%を占め、前四半期末比で0.10ポイント上昇となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月13日
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