毎朝6時になると、遼寧省の瀋陽師範大学附属芸術学校京劇専門の敷地からは京劇の発声練習をする声が聴こえてくる。中国網が伝えた。
優れた京劇俳優を目指そうとするなら、日々の「股割り」を始めとする基本トレーニングは欠かせない。
子どもたちはこうした単調な練習に明け暮れる日々を最低でも9年間は続けなければならない。9年間の鍛錬を経てようやく基本を習得することができ、高校を卒業した後は、芸術系の大学に入り、更に芸を磨くという選択肢もある。
同校で京劇を学ぶ105人のうち、最年少は5歳、最年長が17歳だ。子どもたちのほとんどが吉林省や陜西省、内モンゴル自治区などから学びに来ている。
「人民網日本語版」2017年6月14日