習近平国家主席は14日、国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「スポーツ大国、スポーツ強国の建設は中国国民の奮闘目標『2つの百年』実現の重要な構成部分だ。中国政府はサッカーの発展を非常に重視し、力強く持続的に支持している。中国の現代サッカーの普及程度及び競技レベルはサッカー強国とは大きな隔たりがある。サッカーの真諦は競技だけではなく、人々の体質強化、愛国主義、集団主義、粘り強く奮闘努力する精神の育成にある。近年、われわれは力を結集してサッカー改革・発展全体計画を策定し、改革を揺るがず推し進めてきた。われわれは社会全体のサッカー文化を育成し、サッカー管理体制改革を深化し、世界のサッカー発展の法則及び中国の国情に合い、専門的・効率的な管理システムを構築し、青少年サッカーの発展に力を入れ、サッカーグラウンドなどインフラを整え、国際交流・参考を強化し、着実な努力によって中国のサッカー水準を徐々に高め、積極的向上のサッカー文化を中国国民による中国の夢の実現におけるプラスのエネルギーにしている」と指摘。
習主席はインファンティーノ会長が就任後、サッカー事業の発展に尽力し、中国のサッカー事業に注目していることを賞賛。「中国側はFIFAの取り組みを積極的に支持する。世界のサッカーの発展推進にしかるべき貢献をしたい。中国とFIFAの協力には大きな将来性がある」と強調した。
インファンティーノ会長は「中国のサッカー発展は世界のサッカーにとって重要な意義がある。中国サッカーの改革・発展に関する習主席の理念は戦略的先見性に富む。FIFAは中国政府がサッカー事業を重視し、サッカー改革を推し進め、国民全体にサッカーを積極的に広めていることを高く評価する。FIFAのサッカー発展戦略において中国は全体に影響を及ぼす優先的地位を占める。中国側との協力を緊密化し、中国と世界のサッカー事業の発展を後押ししたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月15日
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